【衝撃】妊婦死亡事故、胎児だった娘にも罪を!遺族の訴えに涙

愛知県一宮市で今年5月、妊娠9ヶ月の研谷沙也香さん(当時31歳)が車にはねられ死亡した痛ましい事故。事故後、帝王切開で生まれた長女の日七未ちゃんは、重い脳障害を負い、現在も意識不明の状態が続いています。

この事故で過失運転致死の罪に問われているのは、一宮市の無職、児野尚子被告(50歳)。2日に行われた初公判で、児野被告は起訴内容を認め、「尊い命を奪ってしまい、とても重い障害を負わせてしまい、申し訳ございませんでした」と涙ながらに謝罪しました。

しかし、遺族は納得していません。当時、胎児だった日七未ちゃんに対する罪は問われていないからです。夫の友太さんは、日七未ちゃんも事故の被害者として認めるよう検察に訴え、オンライン署名活動を展開。2週間で11万筆を超える署名が集まりました。

友太さんは、「娘に対する罪が問われないのは親として受け入れられない」と強く訴えています。検察側は、日七未ちゃんの怪我の状況について補充捜査を行うことを明らかにしました。今後、事故との因果関係を詳しく調べ、立件の可否を判断するとみられます。

なぜ胎児は被害者として認められないのか?

法律上、胎児はまだ人間として認められていないため、今回のケースでは過失運転致傷罪の適用が難しいとされています。しかし、日七未ちゃんは事故によって重い障害を負い、その後の人生に大きな影響を受けることになります。遺族の心情を考えると、法的な救済が必要であるという声も上がっています。

今後の裁判の行方

今後の裁判では、日七未ちゃんの怪我の状況や事故との因果関係が詳しく調べられる予定です。検察がどのような判断を下すのか、そして裁判所がどのような判決を下すのか、注目が集まります。

  • 検察の補充捜査の結果
  • 児野被告の量刑
  • 日七未ちゃんの今後の治療

この事故は、胎児の権利や法律のあり方について、私たちに改めて考えさせるきっかけとなるでしょう。

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