テーオーパスワードが名古屋城ステークスを制覇!
8月30日、中京競馬場で行われた名古屋城ステークス(3歳以上オープン、ダート1800メートル)で、1番人気のテーオーパスワード(牡4歳、栗東・高柳大輔厩舎、騎手:松山弘平)が貫禄の勝利を飾りました。中団追走から直線で力強く伸び、2着に3馬身差をつける圧勝劇で、オープン入りを決めました。
テーオーパスワードは、昨年のケンタッキーダービーで5着入賞を果たした実力馬。今回のレースでは、そのポテンシャルを存分に発揮し、国内競馬ファンを魅了しました。勝ちタイムは1分51秒8(良)。
2着には6番人気の有力馬リチュアルが入り、3着には7番人気のサンデーファンデーが続きました。
レース展開と勝因
レースは、テーオーパスワードがスタート後、中団に位置を取り、じっくりと機を伺う展開。直線に入ると、松山騎手の的確な指示に応え、力強い末脚を披露。一気に先頭を奪い、後続を寄せ付けずにゴールしました。
高柳大輔調教師は、「テーオーパスワードは、海外経験も豊富で、精神的にも成長しています。今回の勝利は、彼のポテンシャルを証明するものであり、今後の活躍が非常に楽しみです。」とコメントしています。
テーオーパスワードの血統
- 父: コパノリッキー
- 母: テーオーレイチェル
- 母の父: キングカメハメハ
生産は北海道日高町のヤナガワ牧場。馬主は小笹公也氏。今回の勝利で、通算成績は6戦4勝(うち海外1戦0勝)となりました。
今後のテーオーパスワードの活躍に、競馬ファンの期待が高まっています。