坂戸市で突風被害!養鶏場の屋根が飛散、停電も発生!

埼玉県坂戸市青木で、27日夕方に突風が発生し、養鶏場の屋根が飛ばされるなどの被害が出ました。熊谷地方気象台が現地に職員を派遣し、詳しい状況を調査しています。

養鶏場の屋根が道路まで飛散、電柱も倒壊

消防への通報によると、複数の電柱が倒壊し、養鶏場では縦5メートル横20メートルほどの屋根が剥がれ、約6メートル離れた道路まで飛ばされたとのことです。養鶏場には約600羽のニワトリがおり、被害状況の確認が進められています。

一時770軒で停電が発生

この突風の影響で、坂戸市では一時770軒ほどが停電しました。現在、気象台や市が当時の風の強さや被害状況を詳しく調べています。

住民は恐怖を語る

近くに住む女性は「雨も風もひどくて視界が茶色に見えたほどでした。気づいたら自宅の前にある電柱が折れていました。経験したことのない雨風で、怖かったです」と当時の状況を語っています。

気象台「何らかの突風 間違いない」

熊谷地方気象台の吉村純次長は「何らかの突風が吹いたのは間違いない。電柱が倒れた家の人に状況を聞くなど調査を進めています。どの範囲でどれぐらいの時間風が吹いていたのか、詳しく調べていきたい」とコメントしています。

竜巻注意情報が発表

当時、埼玉県全域に竜巻注意情報が出されていました。気象庁は、竜巻などの激しい突風が発生しやすい気象状況になっているとして、空の様子に注意し、雷や急な風の変化など積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保を呼びかけています。

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