北海道、記録的な豪雨に見舞われる!線状降水帯の発生で災害リスクが急上昇
北海道地方は、記録的な豪雨に見舞われています。特に道北地方では、24時間降水量が平年の8月1ヶ月分を大きく上回る地点も出ており、宗谷地方や留萌地方などでは大雨・洪水警報と土砂災害警戒情報が発表されています。
気象庁の発表によると、明日27日(水)未明から朝にかけて、石狩・空知・後志・上川・留萌地方にかけて線状降水帯が発生する恐れがあり、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。北海道で線状降水帯の予測が出されるのは初めてのことです。
各地で避難指示、交通機関にも影響
記録的な豪雨の影響で、豊富町や天塩町では避難指示が出され、幌延町では床上浸水も確認されています。稚内市と幌延町ではすべての小中学校が臨時休校となり、豊富町では高校を含む複数の学校で下校時間が繰り上げられました。
JR宗谷線では、特急を含む複数の列車が運休や部分運休となっており、一部列車に遅れも発生しています。道路にも泥水が溜まり、交通に大きな影響が出ています。
今後の注意点
- 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
- 落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうにも注意が必要です。
- 最新の気象情報をこまめに確認し、避難情報に注意してください。
- 不要不急の外出は避け、安全な場所で過ごしてください。
今後の情報に注意し、身の安全を第一に行動してください。