歴史的大ヒットを記録している映画「国宝」が、歌舞伎界からも熱い注目を集めています。女優の寺島しのぶさんが自身のスレッズで、人気歌舞伎役者からの感動メールについて明かしました。
「国宝」興行収入110億円突破!
吉田修一氏の原作で、歌舞伎の世界を描いた映画「国宝」は、吉沢亮さんが主演を務め、寺島さんはそのライバル役の母を演じています。公開77日間で興行収入は110.1億円を超え、邦画実写作品として歴代2位の記録を樹立しました。「南極物語」を抜き、首位の「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」に迫る勢いです。
中村獅童さんも感動!寺島しのぶさんが明かす
寺島さんは「みきちゃん(中村獅童さん)が国宝を見て感動メールが来た」と報告。「みきちゃんに褒められると嬉しい」と喜びを語っています。中村獅童さんからのメールには「親がいないのは首がないのと一緒。この言葉でおばあさまを思い出したそう」と綴られていたそうです。
寺島さんは、中村獅童さんについて「苦労を知っている人だからこそ、人の苦しみも知り、人に好かれるんだと思う」と語り、彼が女形を演じる際には、まるで陽子おばちゃまが乗り移ったようだと明かしました。
映画「国宝」の魅力とは?
才能か血筋か、歌舞伎界の人間模様や愛憎劇を描いた「国宝」は、多くの観客を魅了し続けています。吉沢亮さんをはじめとする豪華キャストの熱演、そして李相日監督の繊細な演出が、作品をさらなる高みへと押し上げています。
映画「国宝」は、単なるエンターテイメント作品としてだけでなく、日本の伝統文化である歌舞伎の世界を深く掘り下げ、その魅力を改めて私たちに教えてくれる作品と言えるでしょう。