沖尚・比嘉監督も想定外!2年生右腕・新垣有絃の急成長
夏の甲子園で全国制覇を目指す沖縄尚学。比嘉公也監督が「想定外」と語るほど、2年生右腕・新垣有絃投手が急成長を遂げ、チームを牽引しています。東洋大姫路との準々決勝では、今大会2度目の先発マウンドに立ち、6回1失点と好投。優勝候補を相手に堂々たるピッチングを見せました。
比嘉監督は「新垣がここまで相手を抑えるとは想定していなかった。きょうは新垣の好投に尽きる」と絶賛。140キロを超えるストレートと、縦に変化するキレのあるスライダーを武器に、クールな表情で相手打者を翻弄する姿は、まさにエースの風格です。
クールなエースの意外な一面
マウンドを降りると、一転して高校2年生らしいあどけない表情を見せる新垣投手。東洋大姫路との試合後には、「えっと…、どういう気持ち…。んー、やってやるぞ、みたいな気持ちでマウンドにいきました(笑)」とシャイな一面も覗かせました。
野球を始めたきっかけと負けず嫌いな性格
小学1年生の頃、元高校球児だった父の影響で野球を始めた新垣投手。幼い頃から大人しかったものの、野球になるとライバル意識を燃やす負けず嫌いな性格だったと言います。兄弟で白球を追いかける日々が、今の成長に繋がっているのでしょう。
夏の甲子園での活躍に期待
比嘉監督が「末吉良丞だけじゃないんだ」と認める新垣有絃投手。二枚看板として、沖縄尚学を夏の甲子園の頂点へと導けるか、今後の活躍に目が離せません。
- 140キロを超えるストレート
- キレのあるスライダー
- 冷静沈着なマウンドさばき