伊沢拓司MC、Eテレで京大生の「科学の扉」を開ける番組が放送!
クイズ王として知られる伊沢拓司さんがMCを務めるNHK Eテレの特別番組「科学の扉、開けちゃいました~理系京大生のステキな好奇心~」が8月21日に放送されました。この番組は、理系の京大生たちが幼少期に科学への興味を抱いた瞬間や、現在の研究テーマ、将来の夢について語る内容です。
アインシュタインから京大生へ、好奇心の連鎖
アインシュタインが方位磁石を見て科学の扉を開いたように、番組では現代の京大生たちがどのようなきっかけで科学の世界に引き込まれたのかを探ります。アリの行列、冬野菜、牛乳と梅干でチーズの味など、身近な出来事から科学への興味を深めていったエピソードが紹介されました。
- 中園さんの場合は、小学生の時に庭でアリが協力してエサを運ぶ様子を見て、「なぜアリは協力するんだろう?」という疑問を持ったことがきっかけ。現在はシロアリの巣に居候するシロアリハネカクシを研究しています。
- 西村さんは、科学館で梅干しと牛乳を一緒に食べるとチーズの味になるという展示を見て、「味覚って数値になるんだ!」と感激。現在はiPS細胞を扱い、細胞内のたんぱく質を調べています。
- 府川さんは、500系新幹線の形がカワセミに由来することを知り、自然由来の微生物を使ったがん検知センサーの開発に取り組んでいます。
伊沢拓司が語る京大生の魅力
伊沢拓司さんは、番組に登場する京大生たちについて、「彼らは自分の好きなことを自覚し、自問自答を繰り返している。今の時代に必要な“自己対話力”を持つ存在で、手本になる」と語っています。
この番組は、子供たちの知的好奇心を刺激し、科学への興味を深めるきっかけになるかもしれません。見逃した方は、NHKプラスで見逃し配信をチェックしてみてください。