レアル・マドリード、新星デビューの裏で何が?
スペインサッカーリーグ、レアル・マドリードのアルゼンチン代表MFフランコ・マスタントゥオーノ選手が、オサスナ戦でデビューを飾りました。しかし、そのデビューの裏で、ルール違反の可能性が浮上していると報じられています。
マスタントゥオーノ選手は、18歳という若さで、リバープレートから加入したばかり。チーム練習にほとんど参加しないまま公式戦に出場したことが問題視されています。入団発表ではフロレンティーノ・ペレス会長が出席し、スター選手級の歓迎を受けましたが、背番号は30番。これは通常、トップチーム登録下の選手に与えられる1~25番ではなく、下部組織のカスティージャ所属であることを示唆しています。
一部では、これはトップチームの登録枠以上に戦力を確保しようとする、法律の抜け穴を突くかのような措置ではないかとの指摘が出ています。トップチームとリザーブチーム間の選手の行き来には一定のルールがあるものの、明確な線引きはなく、専門家の間でも意見が分かれています。
今後の対応はどうなる?
- トップチーム登録に切り替える
- サブチーム登録を続ける場合、同チームで一定数の試合出場が求められる
今後の対応として、上記のような選択肢が考えられます。今回の件がルール違反になるかどうかは、対戦相手であるオサスナが訴えを起こした時点で審議されることになります。
エムバペのPKでレアルが開幕戦を制す!
一方、試合はキリアン・エムバペ選手のPKによってレアル・マドリードが1-0で勝利しました。シャビ・アロンソ新監督にとってはリーグ戦初陣を白星で飾る結果となりました。
昨シーズン、レアルはリーグ戦で2位、スペイン国王杯でも準優勝と悔しい結果に終わりました。今シーズンは、チャンピオンズリーグを含め、全てのタイトル獲得を目指すことでしょう。