国士舘大柔道部員に何が?麻薬所持疑惑で新たに2人書類送検!

国士舘大学柔道部、揺れる強豪の誇り

名門として知られる国士舘大学男子柔道部で、部員による麻薬所持の疑いが浮上し、波紋を呼んでいます。警視庁は20日、麻薬取締法違反(共同所持)の疑いで、新たに男子部員2人を書類送検しました。これは、既に逮捕されていた部員2人に加え、事態の深刻さを示しています。

捜査関係者によると、今回書類送検された2人を含む計4人は、6月中旬に東京都町田市にある国士舘大学の寮で、麻薬成分を含む液体を共同で所持していた疑いが持たれています。大学側の相談を受け、警視庁が寮を家宅捜索した結果、問題の液体が発見されました。

過去には大麻使用も

今回の事件発覚後、警視庁の事情聴取に対し、書類送検された4人を含む1~2年の部員6人が、過去に大麻を使用したことを認めたとのことです。スポーツ強豪校における薬物問題は、その影響の大きさを考えると、決して看過できるものではありません。

大学側の対応

国士舘大学は、今回の事態を重く受け止め、男子柔道部を無期限の活動停止処分としました。また、部長と監督を解任し、再発防止に向けて徹底的な調査と対策を講じるとしています。大学のホームページ上では、「心よりおわび申し上げます。捜査に全面的に協力するとともに、再発防止策の実行をもって信頼回復に努めます」とのコメントが発表されています。

今後の展開

警視庁は、今回の事件に関与した部員の特定を進めるとともに、薬物の入手ルートなどについても詳しく捜査を進める方針です。名門柔道部の信頼回復には、徹底的な真相究明と再発防止策の実行が不可欠です。

  • 国士舘大学男子柔道部員4人が麻薬所持の疑いで書類送検
  • 大学側は柔道部を無期限活動停止、関係者を解任
  • 警視庁は薬物入手ルートなどを捜査

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