沖縄の南で発生した熱帯低気圧が、急速に発達し、12時間以内に台風12号となる見込みです。気象庁は最新の進路予想を発表し、沖縄や九州への接近の可能性を示唆しています。
台風12号、発生の可能性と進路予想
気象庁の発表によると、熱帯低気圧は今後12時間以内に台風へと発達し、那覇市の南南西約260kmをゆっくりと北上すると予想されています。その後も北へ進みながら九州へと近づいていく見込みです。
8月18日9時の観測では、熱帯低気圧は宮古島の南南東約310キロに位置し、ゆっくりとした速さで北北東へ進んでいます。中心の気圧は1008ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルです。
沖縄・九州地方への影響
沖縄本島地方では、19日にかけて激しい雨の降る所がある見込みです。雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれもあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意が必要です。
また、沖縄本島地方では、熱帯低気圧や台風の接近に伴い、19日から風が強まる見込みです。沿岸の海域では19日にかけてうねりを伴い次第にしける見込みです。強風や高波に注意してください。
最新の気象情報に注意を
台風の進路は変化する可能性があります。気象庁が発表する最新の気象情報に十分注意し、早めの防災対策を心がけてください。ウェザーニュースでも詳細な情報が随時更新されています。
西日本や東日本では厳しい残暑が続いており、ゲリラ雷雨にも注意が必要です。熱中症対策を万全にし、安全な週末をお過ごしください。