山本恵里伽アナが語る!治安維持法の闇と女性たちの苦難【報道特集】

山本恵里伽アナが「報道特集」で治安維持法の特集に触れ、深い驚き

TBSの山本恵里伽アナウンサーが、報道番組「報道特集」で、戦後80年を迎えた今、100年前に制定された「治安維持法」に焦点を当てた特集についてコメントしました。番組では、治安維持法による言論弾圧が、いかに戦争へと突き進んでいった背景となったのかを詳細に検証。山本アナは、その中で若い女性たちが受けた弾圧に特に心を痛めた様子です。

治安維持法とは?

治安維持法は、1925年に制定され、当初は共産党への対処を目的としていましたが、その適用範囲は次第に拡大。軍国主義に反対する一般市民までもが検挙される事態となりました。多くの若い女性がこの法律の犠牲となり、家族が特高警察から拷問を受けたという証言も紹介されています。

山田寿子さんの手記

番組では、貧しい人々が病気の治療を受けられない状況を憂い、当時の共産党に入党した女性、山田寿子さんが特高警察に逮捕され拷問を受けた様子を記した手記も紹介。手記には、女性が受けた壮絶な拷問の内容が生々しく綴られています。

山本アナのコメント

山本アナウンサーは、「治安維持法で弾圧された人の中に若い女性たちがいた、ということにとても驚きました。性的な拷問を受けたという山田寿子さんの手記には『女を人間と考えなかった時代』と書かれていました。そんな時代に信念を貫いた力強い女性がいたということは、あまり知られていないと思うんです」と、神妙な表情で語りました。

日下部キャスターの視点

日下部正樹キャスターは、「今の若い人には想像できないかもしれませんけど、女性には戦前、参政権、投票権がありませんでした。男女差別は歴然としていて、女性は家に縛られるか、働いても職場環境が劣悪。少女の身売りも珍しいことではありませんでした」と、当時の社会状況を解説しました。

治安維持法100年:風化させてはならない歴史

2025年は治安維持法の施行から100年を迎えます。この法律が思想弾圧にどのように利用され、多くの人々の人生を狂わせたのか、私たちは歴史から学び、二度と繰り返さないようにしなければなりません。

  • 思想統制の恐ろしさ
  • 人権侵害の深刻さ
  • 自由な社会の重要性

過去の過ちを教訓とし、より公正で平等な社会を築くために、私たちは歴史と向き合い続ける必要があります。

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